旅行で利用する観光ホテル・旅館の耐震診断は今!?

こんにちは、

耐震診断のDr.木下です。

前回ブログ https://the-taishin-com.co.jp/dr-kinoshita-blog/【耐震診断の義務付け】の建物は今すぐ耐震診断を行うべきか?/ の【要緊急安全確認大規模建築物】の続きです。

旅行の際に利用する、観光ホテル・旅館の耐震診断の状況は、現在どんな状況なのか気になりませんか?

旅館・ホテル・病院・店舗などの不特定多数が利用する施設では、昭和56年以前の古い耐震基準に基づく建物のうち、3階建て以上、延べ床面積5000㎡以上のもは、平成27年末までに耐震診断を実施し、結果の公表が行われ、耐震改修工事は努力義務となっています。

現状で、耐震診断はどの程度進んでいるのか、産経新聞によると「対象建築物は全国に約1万3千棟ある。昨年3月末時点で診断実施は7割となっており、特にホテルや旅館は1~2割にとどまる。」

約1年経過し、進行状況も進んでいますが、残りの建物は平成27年末には、耐震診断を終えて結果が公表されるのです。

あるオーナー様から「耐震診断を行っても、耐震性が無いと判定されるだろうから、耐震診断が進まない。」と、難しいところですね。

耐震診断を行う側からすると、耐震診断を行い耐震性が良くなかった場合には、当然、耐震補強を御提案するのですが、補強方法も悩むところなんです。

景観を楽しむ窓にブレースを入れる分けにもいかず、他の特殊な工法にすれば工事金額が大きくなってしまいます。

また、観光ホテル・旅館などは終日営業していますので、工事の際に発生する騒音・埃なども気になるところです。

補強工事ではオーナー様の費用の負担は大きくなりますので、費用を抑えて、景観を損なわない耐震補強をご提案し、建物の安全性につながるようにしたいですね。

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