オフィスビルをホテルにリノベーション!

こんにちは、

耐震診断のDr.木下です。

都心の古いオフィスビルをホテルや医療施設などに大規模改修(リノベーション)することが多くなってきています。

オフィスからホテルへのリノベーションでは、建築法令上の制限はあるものの、既存の古いビルを改修し、宿泊施設にすることが出来ます。ホテルは訪日外国人の増加や不足する施設を増やすことが目的です。

リノベーションの利点は、工期の短縮と建設費用の削減、併せて耐震改修を行うことで耐震性の向上。現在は、建設技能者の不足や建設コストの上昇で新築では費用や工期が膨らんでしまうので、リノベーションを行うことでのメリットは大きいですね。また、ホテル以外の病院などへのリノベーションも増えてきているようです。

都心では再開発が相次ぎ大規模ビルの空室率が大幅に低下しており、古いビルでは入居企業が少ない中、建物の耐震性を向上させて、再利用していくことは良いですね。

国や自治体から助成金が出る建物で、改正耐震改修促進法により耐震診断の結果報告が義務化されている病院、店舗、旅館、ホテルなどの不特定多数の者が利用する建築物のうち大規模なもの等について助成金申請の利用が伸び悩んでいます。

この助成金の利用は、H25年度の改正耐震改修促進法からH27年度の3年間で、10000件以上の耐震診断を実施する計画でしたが、現状で耐震診断補助の適用が1/10の約1100件となっており、H26年の助成金執行率は20%程度、耐震診断結果の報告期限である今年H27年でも50%程度となっています。義務化とされた建物でも、耐震診断は半分程度しか行われていないようですね。

これは、耐震診断が終わっても結果が悪ければ、耐震補強工事を行うことになり、最終的には補助金以外の自己資金を運用して工事を行うことになる可能性があるためでしょうか。施設を利用する側からすると、耐震診断は是非行ってほしいですね。

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