鉄筋コンクリート造耐震調査でのポイント!

こんにちは、

耐震診断のDr.木下です。

先日、鉄筋コンクリート造(RC造)の耐震診断調査に行って来ました。

そこで、RC建物の耐震性に不利となることを見かけましたので、気づいたことをいくつか紹介します。

■写真にあるのは、柱の鉄筋が錆びて腐食している状態です。これは外部に面する柱で、ひび割れを放置していて雨水がコンクリートのひび割れから浸入して、コンクリート内部の鉄筋が腐食しているのをコンクリートを剥がして確認したところです。 コンクリート造の建物で大きなひび割れを発見したなら早急に補修することをお勧めします。

■壁に長い斜め亀裂を発見しました。これはせん断亀裂で建物に悪影響である可能性の高いひび割れです。ひび割れの大きさに関係なく見掛けたら相談して下さい。見かけたら注意が必要です。

■ドアもしくは窓の角部分から斜めにひび割れが発生しています。これは調査を行っているとよく見かけるひび割れで、鉄筋不足からみられるものです。特に外部に面する箇所では雨水の浸入がありますので補修を行いましょう。

■屋上にある高架水槽架台で、コンクリートと接続する鉄骨部材のボルトがモルタルなどで隠れていて見えない場合があります。地震により高架水槽が転落する可能性もありますので、確実にコンクリートと接合されているのかを設計図面などで確認しておくとよいですね。

木造住宅をお持ちの方へ、

国土交通省は、住宅の耐震改修に対する補助金を30万円上乗せするようです。これは、熊本地震で旧基準で建てられた耐震化が不十分な住宅の多くが倒壊したことを踏まえて、上乗せするようです。耐震診断を行っていない方は、この機会に行ってみてもよいですね。

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